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弁護士に依頼しようかどうか迷っている方へ

弁護士を頼むと弁護士費用がかかります。弁護士を頼まずに自分で裁判などをするという方法もあります。
弁護士を頼むべきかどうか迷われるのも当然だと思います。
こんなふうに考えてみてはいかがでしょう。皆さんがどこかへでかけようと思います。
行き先には3つあって,

  1. およそ自分一人で歩いてはいけないところ,
  2. 歩いていこうと思えば行けるけれども時間がかかるところ,
  3. 自分の足ですぐにたどりつけるところ,

この3つです。

1. およそ自分一人で歩いてはいけないところ

1 の場合には,自分の足では行けないのですから,費用がかかっても何か乗り物に乗るほかないでしょう。それが弁護士という乗り物であれば,弁護士を依頼するほかないということになります。

2. 歩いていこうと思えば行けるけれども時間がかかるところ

2 の場合には,その時の自分の状況に応じて判断すればよいと思います。
仕事で忙しいなら,多少費用がかかっても乗り物に乗っていったほうが効率的です。
慣れない裁判に時間を取られるよりも短縮した時間で自分の仕事のほうを頑張ればよいのです。
たとえば,会社が訴えを起こしたり,訴えられた場合には,弁護士を頼まない限り基本的には社長さん本人が裁判に出なければなりません。従業員が代役をすることはできないのです。
このようなケースでは,常日頃会社のことを理解してもらっている顧問弁護士がいると,話をスムーズに進めることができてたいへん楽です。

3. 自分の足ですぐにたどりつけるところ

3 の場合には,自分の足で歩いていきましょう,ということになります。
たとえば,相続放棄の手続などは,所定の家庭裁判所に行けば誰でもできます。
自分でできるならわざわざ弁護士に頼む必要はないでしょう。
もっとも,自分の体力を過信すべきではありません。一般の方が裁判をするということは,思った以上に時間も体力も消耗します。
裁判中,事件のことが頭の中から離れず,仕事に支障をきたす方もおられます。
裁判に対する思いこみで勝手な方向へ歩き出し,戻ってこれなくなったというケースもあります。その場所が自分の足で歩いていけるのかどうかも含めて,まずは弁護士に相談されてはいかがでしょうか。

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