事務所からのお知らせ
news & topics
当事務所の特徴(専門性、得意分野)について
当事務所の特徴は、以下のとおりです。
◎担当弁護士の選択が可能。
◎得意分野として,相続,離婚等の個人事件のほか,会社法務が中心である。
◎戦略的に調停,審判,訴訟等の裁判手続を取り扱うことが可能。
◎所長弁護士が,元検察官であり、法廷立証、刑事実務に精通している。
◎勤務弁護士が,司法書士の資格を有しており,登記実務に精通している。
◎税理士,司法書士との連携が可能。
弁護士の数が増え、電車やテレビコマーシャルにまで法律事務所の広告が氾濫する時代、「どこに相談に行ったらいいのか?」悩まれる方も多いのではないでしょうか。
法律相談を希望する場合、①市役所等の行政機関の無料相談があるほか、②弁護士会が運営する法律相談センター、最近では、③日本司法支援センターが運営する法テラスがあるほか、テレビCMや電車広告を行う④大手クレサラ系事務所なども出てきました。
①の市役所等は相談料無料ですが、その場で弁護士に依頼することができません。相談時間は30分枠が多く、担当弁護士も選べません。
②の弁護士会は相談料有料ですが、その場で相談担当の弁護士に依頼することができます。相談時間は内容別に30分から1時間程度の枠です。担当弁護士は選べません。
③の法テラスは相談料無料で、依頼する場合の弁護士費用も安価ですが、資力要件があり、資力のある方は相談、依頼ができません。相談時間は30分です。会社法務の相談も受け付けません。担当弁護士は選べません。
①、②、③に共通するのは、(1)相談枠があるので、事案複雑等、長時間を要する相談には向かないこと、(2)弁護士を選択することができないということです。
「離婚相談」「相続相談」といったテーマ別の相談はありますが、担当弁護士を選抜するにあたり、特段要件を課したり、審査をしているわけではありません。
通常、事前には、どのような弁護士に当たるか、担当者の氏名や経歴等はかわかりませんから、期待してでかけても、たまたま詳しい弁護士に当たるかもしれませんし、そうではない可能性も十分にあるということです。
最後に、④の大手クレサラ系事務所は、もっぱら債務整理案件を取り扱っていることが多いのが特徴です。
良くも悪くも「合理化」を目指していますので、事務職員を中心に機械的に事務をこなしています。
メール相談や24時間受付などとうたっており、アクセスは容易であるようです。
弁護士費用については、一見すると安価な報酬設定をしているようでも、実際にはそうではない例も多いようです。
大勢の事務スタッフや大規模な広告には、相応のコストがかかっているはずです。
弁護士も常駐しているはずですが、日常は債務整理案件をこなしていますので、その他の案件や、調停、審判、訴訟事件の取り扱い経験に乏しい弁護士が多いと言えます。(もちろん、個々の事務所や個々の弁護士にもよっても違います。)
したがって、その他の案件の取り扱いをうたっていても、「債務整理案件を中心とした事務所である。」ということは、覚悟しておかなければなりません。
最後に、⑤当事務所のことについて触れます。
当事務所は、相談料は有料ですし、弁護士費用も相応(弁護士会法律相談センターと基準が同じ)です。
ですが、戦略的に、調停、審判、訴訟等の裁判実務をこなせる、また、会社法務にも対応可能な、数少ない事務所であると自負しています。
所属弁護士は2名おりますが、予約の際に相談担当者をご希望いただいてかまいません。
相談枠制ではありませんので、弁護士との日程調整がつく限り、事案複雑等、長時間を要する法律相談もお受けすることが可能です。
以上のとおり、各法律相談所には、それぞれに特徴があり、得手不得手があります。
皆さんが抱えられる相談の中には、人生に一度という重要な選択や、一刻一秒を争うようなケースもあると思います。
皆さんに合った相談先を選択していただければ幸いです。
2011年11月14日、カテゴリー:事務所からのお知らせ
最新のエントリー