弁護士 伊東克宏のブログ
Katsuhiro Ito's Blog
年の瀬に向かう調停の光景
年の瀬と呼ぶにはまだ早いかもしれませんが,11月になると,調停でよく見る光景があります。
12月(年の瀬)は忙しいので,次回期日が来年に飛んでしまうのです。
今日も,まだ11月も中旬だというのに,次回期日が来年1月に飛んでしまいました。
ちなみに,次回期日を1月に飛ばされたのは,今月に入ってもう2件目です。
調停委員2名,裁判所の都合(調停室の確保),弁護士がついていれば代理人(1または2名),当事者2名の都合を合わせますので,難しい部分があることは承知しています。
また,ひとりの都合ばかりなら文句も言えるのですが,私も中にはダメな日がありますから,誰かひとりのせいというわけにいかないことも多いです。
ですが,せめて1ヶ月に1度のペースでやりたい。
期日がなかなか入らないと「なんとかならないものかな-」といつも思います。
この,「なんとかならないものかな-」が,極端に多くなるのが11月だったりします。
12月に入るとそろそろ「次回来年でもしかたないか」とあきらめもつくのですが,11月のうちに「じゃあ来年ね」と言われると「ええっ?」と思います。
依頼人の方にとっては,一日でも早く解決したいことですので。
来年といわれると,すごく遠く感じます。
もちろん,期日が入れば解決が約束されているわけではないですが,期日が入れば進んでいくことも多いです。
依頼人の方より私のほうが,「どうしてそんなに調整がつかないんですか!」と熱くなってしまったりします。
11月は特に,「なんとかならないものかなー」と思うことが多いです。
2013年11月18日、カテゴリー:「日々あれこれ」(日記), 弁護士 伊東克宏ブログ
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